【セルフ式】松屋が進化している件【要員削減】
どーも。オオナムヂです。
近所に牛丼チェーンの松屋が出来たので行ってみたら店舗デザインが超絶進化していました。
調べたところセルフ式店舗というようですが、通常店舗と何が違うのか、まとめてみました。
セルフ式店舗とは
通常店舗では、食券を購入して席について、食券を渡す~という流れだと思いますが、セルフ式店舗では食券を購入した瞬間にオーダーは厨房に通ってます。食券には呼出し番号が印字されていて、店内にあるモニターに「調理中」/「お呼出済み」といった感じで呼出し番号が映し出されます。
回転寿司とか大きい病院の待ち時間のような感じです。
で、数分待つと番号○○のかた~と呼ばれるので自分で提供口に取りに行って、提供口の横に置かれている紅ショウガやトウガラシをかけて席について食べるという形。食べ終わったら自分で返却口まで戻すので、店員は基本的に厨房にいて調理に専念できます。
最初は少し戸惑いましたが、待たない分こっちのほうがいいですね。
皆さんも客が多いお店で、店員の手が回らず、全然食べ終わった食器も片付けられてない状況で、「なんで牛丼チェーンでこんなに待たなきゃいけないんだー」と感じた経験あると思います。店員のオペレーションを簡略化することで、よりスピーディに、また少ない人員で対応できるということなんでしょう。
あ、ちなみに「つゆだく」とかにしたい場合は提供口にいる店員に伝えれば対応してくれるとのことです。(丁寧に食券にその旨のことが書いてありました。)
通常型店舗とセルフ式店舗、簡単に違いをまとめると以下の表のような感じです。
通常店舗 | セルフ型店舗 | |
---|---|---|
注文方法 | 食券を渡す | 食券購入時に自動注文 |
調理状況 | 店員に聞く必要がある | モニターに映し出される |
提供方法 | 店員が運んでくる | 自分が提供口に取りに行く |
調味料 | 席の前 | 提供口の横 |
後片付け | 店員任せ | 自分で返却口に持っていく |
松屋以外のチェーン店の動向
ここで少し気になったのが、対抗する吉野家とすき家の取り組み状況。ということで少し調べてみました。
吉野家の取り組み
吉野家が赤字に転落するというニュースがあったのも記憶に新しいですが、色々変革の取り組みをしているようです。
代表的なのが「黒い吉野家」。
最近ちらほら見るようになったやつですね。
まだ全国に20店ほど。前払いでセルフ式。時間を気にせずとどまれて、客単価は高め。吉野家が試験展開している「黒い吉野家」の特徴と狙いを探ります。https://t.co/utl5wGT77J
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) September 25, 2018
こちらもセルフ式店舗の形態をとり、料金は前払い、さらにはメニューを増強し女性客の拡大を狙っているようです。
まだ入ったことありませんが、是非今度行ってみたいと思います。
すき家の取り組み
すき家には古くからセルフ形式の店舗があるようですが、ググっても最近の動きは出できませんでした。うーむ、独自路線のすき家(笑)今後もしかしたら同様の動きが出てくるかもですね。
おわりに
外食産業において、人手不足とそれに伴う人件費の高騰は喫緊の課題となっています。
生産性向上をさらに進める必要があり、辿り着いた答えがセルフ式、ということなんでしょう。
実際の店舗利用してみるとなんか次世代的な感じがして、何よりすぐ出てくるのがいいなと感じました。
話は少しそれますが、食べ終わった後に現金で会計なんていうのはなくなってもいいころかと思います。
わたくしオオナムヂは学生の頃に、吉野家で牛丼食べ終わった後に、何故か松屋だと勘違いして普通に「ごちそうさまでーす」とか言って店から出て100メートルくらい歩いたことがあります。はい、いわゆる食べ逃げです。捕まるやつです、普通に。で、歩いてて、「あれ!?会計してなくね!?」って気づいて慌てて店に戻って会計しました。
こんなしょうもないミスをして、何も悪意がない人が通報されるリスクもなくなったほうが良い世界になるかと思いますよ。ええ。